坐骨神経痛の痛みとしびれ｜松本市のぞみ整体院

１-１足腰の痛み

坐骨神経痛といっても人それぞれ症状の出方が違います。 お尻から太もも裏が痛い、お尻から太もも裏、足全体が痛い、お尻周りだけが痛い、お尻と膝ふくろはぎが痛いなど 痛みも歩けないほど痛い、動いているときある角度の時だけ痛い、常に鈍痛がするなど また歩いている立っているときだけが痛い、座っているときだけが痛いなど痛みの感じも違います。
坐骨神経痛を発症する要因のなかで椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症他原因不明のものがあります。 椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛はかなり強い痛みを訴えることが多く、主に足全体やふくろはぎや足首などの痛みが強いことが多いです。 脊柱管狭窄症による坐骨神経痛は歩行時や立位の状態でお尻太もも裏の痛みを訴えることが多いです。 腰椎すべり症による坐骨神経痛は歩行時や立位の状態で足全体に痛みを訴えることが多いです。
他原因不明の坐骨神経痛、実はこのケースの坐骨神経痛が一番多く原因は骨盤や股関節のゆがみ、お尻の奥の深層筋の硬直です。 痛みの出方や部位の違いは神経のどの部分にどのような障害が発生しているかという違いです。
神経痛はなにかしらの要因で神経が圧迫されるから痛みが発生すると言われていますが現在は神経が圧迫されるからというより伸張されるから痛みが発生すると言われています。 つまり神経がなんらかの要因で伸張されるから痛みが発生するということです。
しかしまだ医学的には未明の部分が多くこれから何年か後に明らかになるでしょう。 それより軟骨（椎間板）の再生のほうが先に可能になるのではないかと思います。 軟骨の再生がうまくいけば足腰の痛みはかなり減ることでしょう。

１-２足腰のしびれ

坐骨神経痛を発症したらしびれが発症するとは言えません。 痛みはあるがしびれまではないという方も多いですが、痛みとしびれが同時に出る方もいます。 おおよそ、痛み→しびれ→マヒ　という順番に進行すると言われています。 マヒまで進行することはほとんどないですけどね。その前に手術になります。
しびれの感覚は自覚症状なので何かの検査でしびれかどうかというものが明確になるわけではありません。 しびれの原因は、血流障害です。 そもそも痛い部位は血流障害になっていることが多く時間の経過とともの痛みからしびれに進行することはよくあることです。 しびれが長期間経ち慢性になると治りにくくなります。手術をしてもしびれだけはとれないということもよく聞きます。 私の推測ではしびれが慢性化してとれない原因はしびれている状態が神経自体正常と判断しているからではないかと思います。 だから血流が良くなる薬や温泉、運動など血流がよくなることをしてもしびれがとれることがないのではと思います。
整体では、臨床経験上、しびれの感覚に変化があるうちはまだ施術で消失する可能性があります。 しびれの感覚が良かったり悪かったりと変化している段階ならしびれを消失することができますが、 一日中しびれている感覚が1ヶ月以上続くとしびれの消失は難しいと思います。 しびれがとれなくなる前に整体施術をお受けください。

臨床経験上、ほんのすこし骨盤や股関節を調整するだけで痛みが消失したという経験を何度もしています。 またなかなか良くならず手間取ることもあります。
坐骨神経痛はヘルニアや狭窄症でも骨盤のゆがみや殿部の深層筋の硬縮があります。
このゆがみ硬縮は人間の本来持つ自然回復力を妨げる要因になっています。 このゆがみ硬縮を改善させることによって自然回復力が働きやすくなり自然に治っていくということです。 整体施術は、ゆがみを整えるといっても一人一人の違ったゆがみをありとあらゆる手技を駆使して調整していきます。 殿部の硬縮もやみくもに強圧しても緩むことはありませんので、足や股関節を調整しながら硬縮を緩めていきます。 また骨盤のゆがみが強い肩こりが原因になっていたり殿部の硬縮の原因が、背中の硬直によるものであったりすることもあり全てを調整して改善させます。 やることをやれば痛みしびれは快方されるという考えです。 ただし慢性のしびれの完全消失だけは上述した通りで難しいと思います。